ご挨拶

47回日本マイコプラズマ学会学術集会開催にあたって
  この度、第47回日本マイコプラズマ学会学術集会を担当させていただくことになりました大阪母子医療センター研究所免疫部門、大阪大学医学系研究科細胞認識機構学の柳原格と申します。2020522()23()2日間、大阪大学中之島センターにて学術集会を開催させていただきます。マイコプラズマ学の発展と、臨床に役立つ学術集会を目指し準備をさせていただいております。
 本学術集会は、マイコプラズマおよび近縁種の性状、ならびにそれらによって惹起されるヒト、動物、植物、昆虫等の感染症に関する基礎的、応用的研究を行い、本領域の発展に寄与することを目的としております。47回学術集会ではOne Health(生物One Team)の考えの下、最先端の研究成果や、マイコプラズマ感染症の疫学・病態・治療法を共有する為、学会のテーマを「新たな時代のマイコプラズマとその近縁菌 ~宿主との共存と病原発揮機構~」とさせていただきました。医歯薬学、獣医学、農学、理学など幅広い分野の方に、ご参加いただければと考えております。
 2019年、大阪は百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録に沸きました。そして2020年の東京オリンピック開催を目前に控え、国を挙げてスポーツの祭典を祝う機運が益々高まっております。参加される皆様には、大阪の地を楽しんでいただくとともに、多くの演題が集まり、そして実りある学術集会となることを期待しております。 

 

令和21

47回日本マイコプラズマ学会学術集会

 会長 柳原 格